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2012.01.04 Wed.
新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、年初早々ですが、こんな不思議なことが起こりました。
この正月休みを利用して、元旦からの3日間、伯母の家に家内と子供がお邪魔してました。伯母の母親は昨年他界したのですが、母親には双子の妹がいて(以下、Aさんと称します)、伯母は身寄りの無いAさんの身の回りの世話を、実の母と全く同じように、何年もやってきたのです。流石に猛暑厳しい昨夏には、容態が芳しくないとうことで入院することになりましたが、それでも毎週Aさんの看病をするために、足しげく病院に通っていました。
話を聞く限り、Aさんはかなり気性の荒い方で、幼い頃から非常に厳しくされていたのだとか。祖母(伯母の母)は義父と伯母を女手ひとつで育て上げたのですが、女性の社会的ステイタスが今ほど確立されている時代ではなかったので、祖母の家庭は、経済的にも相当厳しい生活を余儀なくされていたようです。
そんな中、街で評判のうどん屋を経営していたAさん夫婦に、経済的な支援を受けることも多々あったらしく、無心のお願いをする度に、悔しくも切ない思いをしていたのだとか。あまりに献身的な姿をみかねて
「そこまで伯母さんがやらなくても・・・、なぜそこまで?」
こう質問したこともありました。すると伯母からはこんな回答が返ってきます。
「なんだかんだ言っても、お世話になった人だからねぇ。。。もし幼い頃にAさんが助けてくれていなかったら、こうして暮らしていることなんて、絶対にありえないんだから。しっかりと母とAさんを見送るのが私の仕事だと思ってるのよ。」
幼い頃、学校から帰ってきた伯母は、真っ先にAさんの家に行っていたそうです。祖母は朝から晩まで働き通し、Aさんのご主人がとても優しい方で、一緒に遊んでくれたり、勉強を教えてもらったりしていたのだとか(Aさんのご主人も既に他界されています)。
そんな伯母の家で、昨日(1月3日)の朝方、何やらガチャガチャという物音を、伯母と家内が聞いたのです。二人とも、子供が起きて何やらイタズラでもしているものと、特に気にも留めなかったようですが、よく考えるとそんな早朝に子供が起きている筈などありえませんが。ただ、幾度と無くガチャガチャという物音を感じたのだそうです。
そして、伯母に限っては『夢』に異変がありました。同じく朝方にAさんの夢をみたのだそうです。
「ありがとう。」
と、いつに無い穏やかな表情で語りかけてきたのだそうです。そんな夢を見た伯母は、とっさに、
「あれっ、なんだろう?」
と目を覚ましたそうですが、よく理解できずに、そのままもう一度床につきました。すると、またAさんが夢に現れました。
「本当にありがとうね。」
さっきと全く同じ状況だったそうです。
そして、1月3日の午前8時過ぎ、病院から伯母宛に電話が入りました。
「Aさんの容態が急変しました。すぐに病院に来てください。」
病院にかけつけた時は既に昏睡状態。まもなくAさんは、とても安らかな表情で息を引き取られました。

WEBサイト「夢源樹」店主
生年、性別不明。
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